2011年10月29日土曜日

利休にたずねよ



遅ればせながら山本兼一著『利休にたずねよ』を読みました。

茶の湯の大成者千利休の鋭い美の感覚、最後まで相容れない秀吉との複雑な両者の関係、
利休の美意識に心酔した戦国武将達と利休を取り巻く女性の思いが美しい文体で表現されており、うっとり読み応えのある作品でした。

利休とは本当はどういう人物だったのでしょうか。
作家さんや研究家さんごとに違う利休像もこれから読み進めたくなります。

作品の舞台は京都が中心。大徳寺、一条戻橋、聚楽第(跡)等、普段何気なく過ごしている場所や有名観光地が続々登場しますので、京都観光の前にも後にもおすすめの一冊です!

京都 宿泊 寧々

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