2011年6月23日木曜日

神苑





先日は平安神宮の神苑にいってきました。
観光客の方は本殿のみお参りして帰り、案外足を運ばれないのがここです。

苑内は広く、南・中・西・東神苑にそれぞれ分かれており、
春の紅しだれ桜や初夏の杜若・花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と四季それぞれ違った情景を楽しむことができます。

お目当ての杜若・花菖蒲は少しピークを過ぎていましたが、
池の周りを歩きながら緑を眺めているとこのところの蒸し暑さも少しは和らぐような気がしました。


ちなみに平安神宮の神苑は川端康成の「古都」や谷崎潤一郎の「細雪」等の
文学作品にも登場しています。
作庭は小川治兵。円山公園や無鄰菴を手がけたことでも知られる有名な作庭師さんです。

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